Centralityのステーキングサポート開始を控え、Moonstakeは、世界で初めてとなるCENNZのバリデータの立ち上げに成功し、CENNZのステーキングを世界で最初にサポートするウォレットになります。
Moonstakeは、先般、CENNZnetへのAPIの接続を完了させ、ステーキング対応への開発準備を着実に進めてきました。Moonstakeのウォレットは、CentralityのネイティブトークンであるCENNZの保有や送受信に対応しており、まもなくステーキングの機能を備えることになります。ステーキングサポート開始後は、Moonstakeのユーザーは、Moonstakeウォレットを通じてCENNZをステーキングし、CPAYをステーキング報酬として受け取れるようになります。
Moonstakeは、アジア最大のステーキング・ネットワークを創造するべく、昨年よりステーキング事業を開始しました。2,000以上の暗号通貨の取扱いが可能で、ステーキング機能を備えた利便性の高いウェブ版ウォレット、モバイルウォレット(iOS / Android)を開発し、ステーキングユーザーを獲得してきました。昨年8月にサービスを本格始動させてから、ステーキング総額は約半年で500億円に達し、短期間で急成長を遂げました。Moonstakeは、Cosmos、IRISnet、Ontology、Harmony、Tezos、Cardano、Qtum 、Quras、Polkadotと9つのステーキングに対応しており、もう間もなくCentralityのステーキングを開始します。
MoonstakeとCentralityは昨年8月に戦略的パートナーシップを締結しました。CentralityのCEOであるAaron McDonald氏がアドバイザーとしてMoonstakeに参画し、Moonstakeのステーキングプラットフォームを通じたCENNZの実装に向けて、両社は頻繁に議論を重ね、開発を進めてきました。昨年行われた共同ウェビナーでは、Moonstake上でのCENNZ及びCPAYの取扱開始の発表を行い、プロジェクトの進捗状況や製品開発などの最新情報を積極的にユーザーに共有してきました。また、昨年12月22日には、Moonstakeウォレットがメインネットに移行したCENNZとCPAYに対応する世界初のウォレットとなりました。
Centralityは、ニュージーランドに拠点を置く世界有数のフィンテックベンチャープラットフォームです。Centralityは、ニュージーランド政府の研究助成を受けており、民間と政府機関が一体となって取り組む組織「Digital Identity NZ」への参加を通じて、NZTechやSinglesourceなどと共に、ニュージーランド政府と分散型システムを利用したシステム作りに取り組んでいます。また、CentralityはAmazon(AWS)、マイクロソフトパートナー、マクドナルド中国などの世界的な企業と提携しており、企業のブロックチェーン導入を促進しています。2020年8月には、Centrality発のベンチャー企業であるCentrapayが、Syloのスマートウォレットを利用してBTCでコカ・コーラ製品を購入できる技術提供を発表しました。
またCENNZ独自のブロックチェーンであるCENNZnetが2020年8月31日に稼働を開始しました。それに伴い、トークンのCENNZnetへの移行作業が開始され、2020年10月末までの8週間のスワップ期間中に8週間のスワップ期間中に8億3,100万ドル以上のCENNZが無事移行されました。このスワップにより、ユーザーは古いEthereumベース(ERC20)のトークンをネイティブのCENNZnetに移し、CENNZとCPAYのトークン保有者をCENNZnetに統合することができるようになります。スワップ完了後のCENNZトークンは自動的にCENNZnetウォレットに返還されます。なおERC20トークンではCENNZnetにてステーキングを行い、報酬を得ることが出来ません。今回のスワップ作業が完了されたことで、CENNZがよりユーザーフレンドリーなDAppsのエコシステムとして使用されるようになり、これから新たな成長段階へ進むことができます。2021年は、Centralityエコシステムでより多くのDAppsが構築されることで、CENNZnetプラットフォームの大きな飛躍が、期待されています。
Moonstakeは、世界初のバリデータとしてCENNZのステーキングをさらに充実させるために、高品質なステーキングサービスを提供し、エコシステムを加速させることで、CENNZコミュニティをサポートしていきたいと考えています。
Moonstake(ムーンステーク)について
Moonstakeは、アジア地域や世界規模で高まる需要に応えるため、ステーキングプール・プロトコル開発のために設立されました。Moonstakeはステーキングプールのプロトコルを開発し、パートナーや会社を通してサービスを提供していきます。Moonstakeは、アジアにおいて最大ステーキングプールネットワークになることを目標としています。アジアを率いるエコシステムを構築していくためにEmurgo、Ontology、NEO、PundiX、Wanchain、Qurasらと、次々とメジャープロジェクトとのパートナーシップを拡大してきました。日本最大のブロックチェーンハブのBinarystar、シンガポール証券取引所上場企業のOIO Holdings Limited (SGX: OIO)、と提携しています。アドバイザーには、世界的なプロジェクトのLISKや、プロジェクトの著名プレイヤーを迎えています。
8月のオペレーション本格化を機にビジネスを拡大し、総ステーキング額は500億円に達しています。
Centrality(セントラリティ)について
Centralityは、ニュージーランドに拠点を置く世界有数のフィンテックベンチャープラットフォームです。Centralityは、ニュージーランド政府の研究助成を受けており、デジタルアイデンティティをより手軽に、そして安全にするために民間と政府機関が一体となって取り組む組織「Digital Identity NZ」への参加を通じて、NZTechやSinglesourceなどと共に、ニュージーランド政府と分散型システムを利用したシステム作りに取り組んでいます。